ひと味違った、雇用統計攻略法
嫌な思いをしないために
音声で聴きたい方は、こちらからどうぞ。
本日はアメリカ雇用統計の日。FXする人であれば、誰もが知っている日と言っても過言ではないでしょう。
指標発表時刻と同時に、激しく乱高下するのが常です。
必ず動くと分かっていますので、なんとか取れないものかと、私も過去色々と試してきました。でも、実際は損失の連続・・・。
絵に描いたような失敗を度重ねてきました。
雇用統計で負ける理由
大きく言えばこの2つ。
- スプレッドの拡大。
- スリッページの発生。
スリッページやスプレッドの拡大で、チャートで見えるような値動きは全く取れない・・・。そんな経験があるのではないでしょうか。
対抗策は?
- スプレッドやスリッページの影響度が少ない証券会社を選択する。
- 初めから影響が少ない会社で取引する。
悪くはないですが、対策としては不十分です。
イベントの時に、不利な価格で約定してしまう。あるいは、注文が入らない。などという状況になってしまったとしても文句は言えません。
そもそも、スリッページやスプレッドの拡大の発生を、私たちは自分でコントロールすることができません。自分でコントロールできないものに、全力を注いでも、結果が裏目に出たときに、ストレスを抱えるだけ。
というのが私の持論です。
私の攻略法
攻略法 その1
「やらない」
シンプルかつ効果絶大です。雇用統計のときに取引しなければ、全く影響を受けることがありません。
実際に、雇用統計のときはやらない。と、明文化しているメソッドがあります。
攻略法 その2
「影響受けない仕組みを作る」
クロス円ルーレットでは、雇用統計などのイベントに影響を受けないよう「取引の仕組み」から組み立てています。
具体的には、日刊クロス円ルーレットなら
- 毎朝エントリーする。
- 両建てにする。
- クローズで決済する。
エントリー、決済ともに雇用統計時は関係なし。その時刻に取引しないので、スリッページもスプレッド拡大が発生していたとしても、何の影響もありません。
さらに、両建てにすることで、円高に進んでも円安に進んでも、どちらでも構わないようにしています。
このように、悪い影響度を受けないように仕組みから売買ルールを考える。
こんな考え方も一つのアイデアになるのでは?と考えています。
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